さらに詳しく!『沙羅桑 FACE & BODY スキンローション』『さらはだPureSoap』の優位性
先日アップしたブログ記事に続いて、より詳しく知りたい方々へ向けた、やや詳しい内容となっています。
サラクワネエキスを採るためには、水耕栽培による桑の育成がカギとなっています。
この水耕栽培に成功したのが、沙羅桑F&Bスキンローションを開発した株式会社モレラです。
以下の情報がわかってくると、沙羅桑の製品を手放せなくなってしまいます。
■■■ 50 SET限定❣️商品のご購入は 今すぐ 🔜 ここをクリック
サラクワネ®抽出エキスの優位性と特徴
本文章は、株式会社モレラ、共同研究 新潟薬科大学 『“サラクワネ”の特徴と化粧品素材としての優位性について』と、その他の資料をベースとして青龍堂にて作成いたしました。
サラクワネ®エキスは、研究の結果、従来の桑の根の化粧品素材「桑白皮」や、既存の化粧品素材と比べて、下記のような優れた働きを示す事が明らかとなりました。
アンチエイジング:
- 肌の酸化損傷を抑えます
- 皮膚老化を抑えます
- アレルギー、炎症を抑えます
サラクワネエキスのチロシナーゼ、エラスターゼ阻害活性
サラクワネエキスはチロシナーゼに対して桑白皮よりも約40倍ほど高い阻害活性を示した。
また、化粧品一般に使われるコウジ酸に比べても約3倍ほど高い阻害活性を示した。
エラスターゼ阻害についてもロスマリン酸に匹敵する活性を示した。
チロシナーゼ:ソバカスの原因となる酵素
エラスターゼ:皮膚の張をなくしてしまう酵素
桑白皮:クワの根皮を乾燥させた生薬。消炎・鎮咳・去痰薬などに用いる。研究により、桑白皮の機能性成分の内容は、サラクワネ®の機能性成分とは全く異なる事が解った。
コウジ酸:コウジ酸は1907年に麹から発見された化合物である。三省製薬が開発し1988年から医薬部外品の美白剤としての承認を得ている。
ロスマリン酸:ロスマリン酸は、ローズマリー、シソ、レモンバームなどのシソ科植物に含まれるポリフェノール類。化学的には、3-(3,4-ジヒドロキシフェニル)酪酸のコーヒー酸エステルである。
ソバカスを防ぐ:
- チロシナーゼ(ソバカスの原因となる酵素)の働きにストップを掛けます
皮膚の張を保つ:
- 皮膚の張を保っているのがエラスチンですが、これを分解するエラスターゼの働きにストップを掛ける力が強くなります
皮膚炎の発症、症状改善に有効:
- 皮膚炎の発症を抑える効果が、桑白皮よりも強い
- 皮膚を改善する働きが、桑白皮よりも強い
- 皮膚のかすり傷・ただれを抑える働きが、桑白皮よりも強い
- 皮膚紅斑が肌に残ってしまう量や出血を少なくする効果が、桑白皮よりも強い
- 浮腫を抑える働きが、桑白皮よりも強い
- 皮膚角質への保水能力が、桑白皮よりも強い
- 皮膚の落屑(表皮角質層の上層部が大小の薄い断片となってはがれ落ちる現象)を防ぐ働きが、桑白皮よりも強い
- 皮膚の乾燥を防ぐ働きが、桑白皮よりも強い
- 肥満細胞の集積を抑える効果が強い(サラクワネエキスの結果とは逆に、桑白皮は肥満細胞の集積化がやや増進する)
肥満細胞:細胞体内に好塩基性の多数の顆粒を有する細胞で,皮膚・漿膜・血管周囲・粘膜周辺に広く分布。ヒスタミンなどアレルギーを引き起こす物質を生産する細胞。マスト細胞。
サラクワネ®に含まれる脂溶性ポリフェノール(サラクワポリフェノール)が機能性関与成分として大きな役割をはたしています。
桑白皮と比べると、サラクワネは、
● 抗酸化、抗炎症作用に強い脂溶性ポリフェノール含量が高い
● チロシナーゼ阻害活性など化粧品素材に要求される機能が桑白皮に比べると遥かに高い
ということが基礎的な研究から明らかになってきました。
桑白皮では微量成分である
・ムルベロシドAはサラクワネには14倍以上が含まれており、
・オキシレスベラトール-3′-グルコシドはサラクワネには372倍が含まれており、
・オキシリスベラトロールはサラクワネには286倍が含まれており、
・モルシンはサラクワネには740倍以上が含まれており、
・クワノンCはサラクワネには856倍以上が含まれており、
それぞれの成分の存在量が大幅に増加していることがわかりました。
■■■ 50 SET限定❣️商品のご購入は 今すぐ 🔜 ここをクリック
それでは、上記5つの希少な成分について詳しく見ていきましょう
希少有効成分:詳細
ムルベロシドA:
ムルベロシドA(Mulberroside A) は、クワ(Morus)属の植物に含まれるポリフェノールの一種で、特にマグワ(Morus alba、白桑)の根や葉に多く含まれます。
特徴と作用
ムルベロシドAは、以下のような生理活性を持つことが研究で示唆されています:
美白・抗メラニン作用
チロシナーゼ酵素の活性を阻害し、メラニン生成を抑制することから、美白化粧品の成分として注目されています。
・抗酸化作用
活性酸素種(ROS)を抑えることで、細胞の酸化ストレスを軽減する可能性があります。
・抗炎症作用
炎症性サイトカインの発現を抑えることで、皮膚や体内の炎症反応を抑制する効果が期待されています。
・抗糖尿病作用
α-グルコシダーゼ阻害作用があり、食後の血糖値上昇を抑える効果が報告されています。
・神経保護作用
一部の研究では、神経細胞を保護し、神経変性疾患(例えばアルツハイマー病)への有効性が示唆されています。
応用分野
ムルベロシドAは、スキンケア製品、健康食品、医薬品 などで利用が検討されています。特に、美白・抗糖尿病の研究が進んでいます。
オキシレスベラトール-3′-グルコシド:
オキシレスベラトロール-3′-グルコシド(Oxyresveratrol-3′-glucoside)は、ポリフェノール化合物である オキシレスベラトロール(oxyresveratrol)の誘導体で、主にクワ属植物(特にマグワ=Morus alba)に含まれる成分です。
生理活性・効果
- チロシナーゼ阻害作用(美白効果)
オキシレスベラトロール自体が強力なチロシナーゼ阻害剤であり、メラニン生成を抑えることで美白作用を示します。
グルコシド型であるこの誘導体も、肌に吸収された後に代謝されて活性を発揮する可能性があります。 - 抗酸化作用
フェノール性水酸基を持つため、フリーラジカル消去作用を有し、細胞の酸化ダメージから守ると考えられています。 - 抗炎症・抗菌作用(可能性)
オキシレスベラトロールの性質から、炎症や微生物に対する抑制効果が推測されますが、グルコシド型の活性については研究中の部分が多いです。
薬理的特徴と代謝
グルコシド型は水溶性が高く、体内で加水分解されてアグリコン(オキシレスベラトロール)として吸収されることが多い。
これにより、皮膚や消化管で徐放的な(ゆっくりとした)効果を期待できます。
応用例
化粧品(美白成分):チロシナーゼ阻害による色素沈着抑制目的で使用
健康食品やサプリ:抗酸化・抗炎症成分として研究対象
オキシリスベラトロール:
オキシリスベラトロール(Oxyresveratrol) は、天然に存在するスチルベン系ポリフェノール化合物の一つで、特にクワ(Morus alba)の根皮(桑白皮)などに豊富に含まれています。構造的には、有名なレスベラトロール(resveratrol)の誘導体・類縁体にあたります。
主な作用・機能
- チロシナーゼ阻害作用(美白作用)
非常に強力なチロシナーゼ阻害剤として知られ、メラニン生成を抑制するため美白成分として注目されています。
効果はアルブチンやコウジ酸を超えるという報告もあります。 - 抗酸化作用
活性酸素(ROS)を除去することで、細胞の酸化ストレスを軽減。
抗老化・皮膚保護成分としての効果が期待されています。 - 抗炎症作用
IL-6やTNF-αといった炎症性サイトカインの発現を抑制する可能性があります。 - 神経保護作用(in vitro)
脳神経細胞の酸化ストレスやアミロイドβによる傷害からの保護効果が、基礎研究で報告されています。
アルツハイマー病との関連で研究が進んでいます。
構造的特徴とレスベラトロールとの違い
比較項目 | レスベラトロール | オキシリスベラトロール |
チロシナーゼ阻害 (色素沈着を防ぐ) | ★★★☆☆ 中程度 | ★★★★★ 非常に高い |
抗酸化作用 | ★★★★☆ 高い | ★★★★★ 非常に高い |
水酸基の配置が、チロシナーゼ阻害活性において特に重要であるとされています。
応用分野
化粧品(美白、抗酸化)
医薬品候補(皮膚炎、神経変性疾患)
健康食品(抗酸化成分)
成分名 | 主な由来 | チロシナーゼ阻害力 (美白力) | 美白効果の 速さ | 安全性 | 備考 |
オキシリスベラトロール | クワ根皮など | ★★★★★ 非常に強い | ★★★★☆ | ★★★★☆ | レスベラトロール誘導体(強力なメラニン抑制)、天然由来、抗酸化・抗炎症も強力 |
アルブチン (Arbutin) | コケモモなど | ★★★☆☆ 中程度 | ★★★☆☆ 中程度 | ★★★★★ | 医薬部外品有効成分。安全性高い。β型が主に使用される |
ハイドロキノン | 合成または天然(ツツジ類) | ★★★★★ 刺激・毒性 あり | ★★★★★ 刺激・毒性 あり | ★★☆☆☆ | 強力だが刺激・毒性あり。使用制限あり(日本では医師の指導下) |
コウジ酸(Kojic acid) | 米麹・味噌製造菌 | ★★★★☆ | ★★★★☆ | ★★★★☆ | 発酵由来、メラニン抑制に加え抗酸化あり |
アスコルビン酸(ビタミンC) | 合成・天然柑橘類 | ★★★☆☆ 中程度 | ★★★☆☆ 中程度 | ★★★★☆ | チロシナーゼ阻害よりも還元作用・メラニン分解が主 |
エラグ酸 (Ellagic acid) | ベリー類、ナッツ類 | ★★★★☆ 安定性に課題 | ★★★★☆ 安定性に課題 | ★★★★☆ | チロシナーゼに強く結合し阻害。安定性に課題あり |
ルシノール (Lucinol) | 合成 | ★★★★☆ 合成成分 | ★★★★☆ 合成成分 | ★★★★☆ | 医薬部外品にも使用される合成美白成分 |
モルシン:
モルシン(Moracin)は、クワ属(Morus)の植物、特にマグワ(Morus alba)の根や樹皮に含まれる**天然フェノール化合物の総称です。モルシンは1種類ではなく、Moracin A、B、C…など多数の誘導体が存在し、それらを総称して「モルシン類」と呼びます。
基本情報
モルシンは、フェノール類(特にベンゾフラン系やフラボン類)に分類されます。
多くが芳香環構造を持ち、水酸基(–OH)が複数ある構造をしています。
主な由来植物として、Morus alba(マグワ)、Morus nigra(クロクワ)などがあります。モルシンAは1970年代にマグワから単離されたのが最初とされます。
主な生理活性・機能
- 抗酸化作用
活性酸素(ROS)の除去能力があり、細胞保護に貢献します。 - 抗炎症作用
炎症を引き起こすサイトカインの発現を抑える可能性が報告されています。 - 抗菌・抗ウイルス作用
一部のモルシン誘導体は、細菌や真菌の増殖を抑える作用を示すことが報告されています。 - 神経保護作用
アルツハイマー病や神経変性疾患に関連した研究で、モルシン類に神経細胞保護作用があるとの報告があります。 - 抗がん作用(研究段階)
がん細胞の増殖を抑える可能性がある誘導体も一部存在します。
代表的なモルシン類
Moracin A:ベンゾフラン骨格。抗菌・抗酸化作用が強い
Moracin C:チロシナーゼ阻害作用もあり、美白素材としても注目
Moracin M:肝保護作用などが報告されている
応用分野
化粧品(抗酸化、美白、抗菌)
健康食品・サプリメント(抗老化)
医薬研究(神経・がん領域)
クワノンC:
クワノンC(Kuwanon C) は、クワ属植物(特にマグワ Morus alba)の根皮などに含まれる天然フェノール化合物(フラバノン誘導体)であり、ポリフェノールの一種です。クワに特有の生理活性成分として、多くの薬理作用が報告されています。
基本情報
クワノンCは、フラバノン類・デリベート化されたポリフェノールに分類されます。
異なる芳香環を複数持つフラバノン骨格に側鎖やヒドロキシ基を持っています。
主に Morus alba(白桑)の根皮、葉、樹皮などが由来となっています。
主な薬理・生理作用
- チロシナーゼ阻害作用(美白)
メラニン合成を抑制することで、美白作用を示す。
クワノンCはオキシリスベラトロールやムルベロシドAと並ぶ、美白活性成分の一つ。 - 抗菌・抗ウイルス作用
特に口腔内細菌(ミュータンス菌など)や黄色ブドウ球菌に対する抗菌活性が知られる。
一部研究では、ヘルペスウイルスやインフルエンザウイルスに対する活性も示唆。 - 神経保護作用
神経細胞に対する酸化ストレスからの防御作用が報告され、神経変性疾患の予防に関する研究も。 - 抗がん作用(研究段階)
癌細胞のアポトーシス(自然死)を誘導する可能性があり、抗腫瘍活性が研究されています。 - 抗炎症・抗酸化作用
酸化ストレス・炎症性サイトカインの抑制によって、炎症や老化を緩和する効果が期待される。
応用分野
分野 | 内容 |
化粧品 | 美白・抗酸化・抗菌(ニキビや肌荒れ予防) |
医薬研究 | 神経保護、抗菌、抗がん素材としての開発対象 |
機能性食品 | 抗糖尿病・抗酸化成分として検討されることも |
関連物質との違い・位置づけ
成分 | 特徴 | チロシナーゼ阻害 (美白) | 抗菌 | 神経保護 |
クワノンC | フラバノン誘導体 | ★★★★☆ | ★★★★★ | ★★★★☆ |
ムルベロシドA | スチルベン配糖体 | ★★★★☆ | ★★★☆☆ | ★★★★☆ |
オキシリスベラトロール | スチルベン配糖体 | ★★★★★ | ★★★☆☆ | ★★★★★ |
モルシンC | ベンゾフラン系フェノール | ★★★★☆ | ★★★★☆ | ★★★☆☆ |
まとめ:
クワノンCは、クワの薬理活性成分群の中でも特に「美白 × 抗菌 × 神経保護」に優れた複合的な機能を持つポリフェノールであり、今後の応用研究が期待されています。